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【連載 第5回・完】「燃えたら消せばいい」とは割り切れなかった、僕がAIの操り人形を辞めた本当の理由

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いつもお世話になっております。
山口笑社です。

AIにSNS運用を丸投げし、最短ルートで1万人を目指す実験。
その挑戦の果てに僕が見つけたのは、フォロワー増のノウハウのヒントと、「自分はどう生きたいか」というシンプルな答えでした。


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数字と引き換えにするものの正体

山口
山口

AIの戦略はすごかったよ。
バズっている投稿の力を借りて自分を際立たせる手法は、確かに効率的だ。
でも、そのためにあえて誰かの意見を否定したり、炎上ギリギリのラインを攻めたりするのは、僕にはしんどすぎたんだ。
知らないうちに、誰かを傷つけてしまうかもしれない…そう思うと、もう指が動かなかった。

みらい
みらい

AIはアルゴリズムをハックするために、時に『対立』や『攻撃』すら推奨します。
そこに感情の痛みは存在しないからです。
山口さんは、その冷徹な合理性に、自分の心が追いつかないことを感じたんですね。

山口
山口

そうなんだ。
よく『アカウントが燃えたら、消してなかったことにすればいい』なんて言うけれど、僕はどうしてもそうは思えなかった。
消してしまえばデータは消えるかもしれない。
でも、不誠実な発信をしたという事実は、僕の中に残ってしまうからね。

しょうちゃん
しょうちゃん

山口さんは、自分の心まで『使い捨て』にはできなかったんだぶー!
数字のために自分を嫌いになるなんて、そんなの悲しすぎるぶー!


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検証でわかった、AI時代の「誠実さ」のコスト

今回の実験で痛感したのは、AIに「魂」まで任せることのリスクです。

  • ファクトチェックを超えた「感情の責任」
    知らない分野の発信は、間違いを突かれたときに反論できない恐怖がある。
    それ以上に、その「嘘」や「攻撃的な演出」が誰かを傷つけるリスクに、僕は耐えられませんでした。
  • 「使い捨て」という罠
    効率を重視するAI運用では、アカウントを消耗品として扱います。
    しかし、責任を伴う一人の人間として、自分の行動を「なかったこと」にできるほど、僕は器用ではありませんでした。

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最終結論:自分に嘘をつかない運用を

これからAIと付き合っていく上で、僕が出した答えはこうです。

「自分が自信と責任を持てる分野で、AIを『伴走者』として使うこと」

AIは、僕のアイデアを広げたり、表現を磨いたりするための素晴らしい「壁打ち相手」になってくれます。
でも、何を言うか、誰に届けるか、その言葉で誰を傷つけないかという最後の判断だけは、絶対に譲ってはいけない。

自分が興味を持てる分野で、一歩ずつ。
時間はかかるかもしれないけれど、それが僕にとっての「正解」だと確信しています。

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