カンブリア宮殿という番組が、好きだ。
テレビ東京系の番組で、毎週木曜日夜11時6分より放送中らしい(2022/11/15現在)
らしい、というのは。
実は僕はほとんどのテレビをリアタイでは観ていない。
TVerで観ている。
今回は、クラダシという会社。
初めて聞く名前だ。
まず知ったのは、1/3ルールの話。
商品の賞味期限が1/3を過ぎたらスーパーなどが仕入れてくれないから、問屋から商品がメーカーに戻されるらしい。
メーカーってそんなに弱い立場だったのね。
問屋さんとか仕入れすぎたら損をするのかと思ったら、メーカーさんに戻せるようになっているとは。
そういったメーカーが引き取った商品を、メーカーはクラダシに格安で販売するらしい。
これはフードロス削減の新しい取り組みだそうだ。
クラダシは創業8年のまだ若いベンチャー企業らしい。
1/3ルールという商習慣に風穴を開けたクラダシ。
この取り組みはとてもいい。
そして会員制のネットショップで箱売りしているそうだ。
箱売りというのがすごいな、これは新しい気がする。
かなり安くの仕入れではあるが、かなりの量を一気に買い取るのがすごい。
ここを売り切る自信はどこからくるのだろうか気になった。
クラダシはいろいろなところに寄付もしているらしい。
メーカーとしてはそういった取り組みをしていると宣伝できるところも強みになるようだ。
これはかなり考えてある。
仕入れ先からも、お客様からもよろこばれ、クラダシも儲かっている。
これはすごいことだと思った。
サイトの会員は35万人を突破。
実店舗ではなくてネットで販売するということも新しいなって思った。
安売りスーパーみたいなものかと想像していたからだ。
いろいろな商品に、いろいろな理由があって。
それでワケあり商品になって安く売られる。
そんな商品がクラダシに集まってくる。
ディスカウントストアだと安売り、ブランドイメージが保てない。
そう考えていたメーカーがクラダシに売る。
クラダシは会員に売るというシステムらしい。
先進国の納品期限ルールは日本がいちばん厳しいらしい。
クラダシのバレンタインは2月15日からスタートというのもおもしろい。
しかし、売れ残った場合はどうするのだろうか。
すべてが売り切れるとは限らないものだと思う。
どうやって売り切るのだろうかと考えていたら、さらに割引にしていた。
それで完売。
これはホッとしただろうな。
しかしまた謎が。
箱買いだから、家庭で消費するには結構きつい商品もあると思うんだけど。
購入はどんな層なのだろうか。
購入した人たちはどうしているのだろうか。
コストコのように分け合ったりしているのだろうか。
とある購入者は、奥様仲間で分け合っていた。
やっぱり共同購入か。
「社会貢献」というキーワードは強いな。
SDGsなんかも言われているもんね。
クラダシに販売するメーカーも、購入する消費者も、社会貢献というキーワード。
これを、いい意味で「イイワケ」にできるんだ。
その言葉が背中を押してくれるんだ。
と、思った。
フードロス削減への取り組み。
その情熱はすごいな。
安売りでブランド価値を下げない。
逆に社会貢献してブランドイメージを上げる。
この発想の転換がすごいんだな。
そしてあきらめない姿勢。
信念と情熱を持つ人は強いんだな。
そう改めて思う。
しかし、この売り切る力はすごい。
ここまで売り切る力は、秘密はどこにあるんだろう。
調べてみたら送料も格安。
1商品ごとに550円と書いてある。
(クール便や離島はまた別料金がかかる場合がある)
ちょっと登録してみようかな。
登録して、掘り出し物を探す楽しみと、社会貢献できるという理由。
いい意味で、社会貢献なんだ!とイイワケもする。
そして安く購入できたことを分け合うみんなと喜び合う。
これは楽しいかもしれない。
商品も分け合い、よろこびも分かち合い、社会貢献したという満足感も得ることができるのだ。
これはすごいと思った。
勉強になりました。
そして。
番組を見終わった後、クラダシに登録した。
登録してわかった。
購入時にこれを購入することでいくら寄付できるかがわかり、そしてどこに寄付するか選択できるようになっているのだ。
会員登録は無料会員とプレミアム会員があり、プレミアム会員は送料が無料になるみたい。
複数個、複数回購入するならプレミアム会員になった方がお得だな。
ということがわかった。
商品が多くて迷ってしまう。
そのうちなにか買ってみようと思う。
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