伊万里の里山に、或るサロンが誕生した

勝手に応援団

佐賀県伊万里市東山代町。
竹の古場の入口のふもとの里山に、或るひとつのサロンが誕生した。
そこには楽しい元気な80歳のおばあちゃんがいる。

その場所はもともと、彼女の兄の家だった。
兄はまじめにコツコツと働き、コツコツとお金を貯めて、里山に家を建てた。
そこで余生をゆっくりと過ごすはずだった。
しかし、兄は亡くなってしまった。
残された兄の家と、その想いを彼女は守ることにした。
そこから、里山のサロンの物語がはじまる。

彼女はその兄の想いのつまった家を、人々のよろこびや笑顔にあふれた場所にしようと思った。
そこに訪れる人にとって、幸せな時間が流れてほしいと思ったのだ。
幸せな思い出が生まれる場所にしようと思ったのだ。

彼女は、兄が残したその家でレンタルスペースをはじめることにした。
お部屋や、庭や、畑を使いたい人に貸そうと考えた。
80歳のおばあちゃんの冒険だった。
慣れないスマホを使い、Twitterをはじめた。
自分の力で、冒険記を綴りはじめた。

彼女は少しずつ少しずつ前に進んでいる。
彼女の冒険はまだ、はじまったばかりだ。
そして僕は、彼女の冒険を応援したいと思っている。

それは、80歳のおばあちゃんがはじめた大冒険。
佐賀県伊万里市に誕生した、或るサロンの物語。

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